元気のもとは空気です

“元気”とは、中国医学では「天の気Jと「地の気」から成るといわれます。天の気は
きれいな空気、地の気は正しい食べ物、この両者のバランスから「元気」いわゆる
エネルギーが生まれるのです。

人間が活動する時に消費するエネルギーは、細胞の中にあるATP(アデノシン三燐酸)と
呼ばれる物質が、ADP(アデノシンニ鱗酸)という物質に分解される過程で得られます。
しかし、AIPはすぐに無くなりますので活動を続けるためにはATPを再合成しなければ
なりません。

このATPの再合成には空気中に含まれる酸素の供給が必要なのです。ですから、どれだけの
空気を体内に取り入れられるか(最大酸素摂取量)ということと、正しい食べ物でその人の
体力が決まります。

血液は、血管を通して酸素と栄養をからだの隅々まで運び、炭酸ガスなどの老廃物を運び
去る役割を持つています。心臓はこの血液を送り出すポンプの役目をする器官で、肺は
空気から新鮮な酸素を取り入れるのが仕事です。その為、心臓や肺の機能が弱いと、
酸素がうまく運ばれず、さまざまな弊害が発生してきます。

したがって、健康を得て心身の退化を防ぐためにはそれなりの運動をして酸素を十分に
取り入れなければなりません。特に中高年の健康体力づくりには、筋カアップのような
トレーニングではなく心肺機能を高めるような有酸素性運動が重要です。

吹き矢など長時間続けられるゆるやかな呼吸運動は、たえず酸素を使ってATPの
再生を行いますから、心臓や肺も酸素をどんどん取り入れようとして活動が活発になり、
これが心肺機能の向上につながる訳です。

十分な有酸素運動を規則的に行うことはt筋肉の調子を向上させ、消化と代謝を改善させ、
効率的な神経、リンパ液、血液循環を維持し、すべての器官の正常な機能を保証し、
脳細胞の機能にも十分な酸素を供給するために有酸素運動は不可欠なのです。

疾患と早老の究極の原因は、低酸素症であることを念頭におくは、健康な食物を食べて、
有酸素運動をたっぷりやることです。そこから元気が生まれるのです。

注:健康・生きがい開発 財団理学博士 中嶋研二 出典

一般社団法人日本吹矢レクリエーション協会 元気なセカンドライフ編集長

河西 信祐日本吹矢レクリエーション協会会長 元気なセカンドライフ編集長Twitter:@fukiyarecblog
1945年生まれ。建築関係の職場に18年勤務し、退職後、2000年の福祉用具貸与事業開始と同時に、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員などの資格を取得し、知人の一級建築士と株式会社UCMを設立。これからの長寿社会では高齢者の一人ひとりの健康維持と、生き生きとした生活を送るためのコミュニティが必要だと思い、誰もが参加でき、簡単で楽しく健康効果のあるレクリエーションとして、2004年に日本吹矢レクリエーション協会を設立。現在、北海道から沖縄までサークル、団体などで、多数の吹き矢レクリエーション会員が所属。