高齢者に最適なレクリエーションを知るためには、まず高齢者を知ることから初めなければなりません。

高齢者の区切りは65歳からですが、内閣府の平成26年版高齢社会白書では、65歳から74歳でおおよそ1,630万人、75歳以上が1,560万人で、合計3,190万人となり、人口比率では65歳から74歳が12.8%、75歳以上が12.3%となり、合計で25.1%となります。

さらに、高齢者の人口は今後、団塊の世代が65歳以上となる平成27(2015)年には3,395万人になり、団塊の世代が75歳以上となる37(2025)年には3,657万人に達すると見込まれている。

なお、日本の人口は減少傾向にありますので、高齢者が増え続け47(2035)年に33.4%で3人に1人となります。

ここで高齢者に最適なレクリエーションを選定する上で間違いがちなのが、高齢者に対するイメージを間違った形で持ってしまうことです。

ありがちな高齢者の間違ったイメージとしては『家から出て活動することが困難』や『心身がおとろえ、健康面での不安が大きい』が考えられます。

事実、高齢者に区分される65歳以上で何らかの病気や障害を抱えている高齢者がいることは間違いありませんが、一色たんに高齢者は『家から出て活動することが困難』や『心身がおとろえ、健康面での不安が大きい』と決めつけてしまうことは高齢者のレクリエーション選びをする上での検討のファーストステップからボタンを掛け違うことになってしまいます。

一般社団法人日本吹矢レクリエーション協会 元気なセカンドライフ編集長

河西 信祐日本吹矢レクリエーション協会会長 元気なセカンドライフ編集長Twitter:@fukiyarecblog
1945年生まれ。建築関係の職場に18年勤務し、退職後、2000年の福祉用具貸与事業開始と同時に、福祉住環境コーディネーター、福祉用具専門相談員などの資格を取得し、知人の一級建築士と株式会社UCMを設立。これからの長寿社会では高齢者の一人ひとりの健康維持と、生き生きとした生活を送るためのコミュニティが必要だと思い、誰もが参加でき、簡単で楽しく健康効果のあるレクリエーションとして、2004年に日本吹矢レクリエーション協会を設立。現在、北海道から沖縄までサークル、団体などで、多数の吹き矢レクリエーション会員が所属。